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1.はじめに
2.エイズ年表
3.エイズ流行の基礎知識
3-(1).性的ネットワーク
3-(2).性感染症とHIV感染の関係
3-(3).流行期分類
4.HIV流行の世界的状況
5.周辺国・地域におけるHIV流行の現状
5-(1).中国
5-(2).台湾
5-(3).香港
5-(4).韓国
6.欧米におけるHIV流行の現状
6-(1).米国
6-(2).西ヨーロッパ
7.日本におけるHIV流行の現状
7-(1).全体的状況
7-(2).HIV感染者報告数の動向
7-(3).AIDS患者報告数の動向
7-(4).献血血液のHIV検査陽性率
7-(5).まとめ
8.日本の社会的状況
8-(1).性行動に関連する状況
出荷数8-(2).性感染症、10代の中絶、コンドーム国内出荷数の状況
8-(4).出入国の状況
9.エイズ対策の状況
9-(1).検査数・相談件数の動向
9-(2).普及啓発の状況
10.まとめ
11.文献

欧米におけるHIV流行の現状

(2)西ヨーロッパ

 他の主要先進国では米国同様、多剤併用療法の導入(1996年)以来、AIDS患者報告数は減少し、HIV感染者報告数は21世紀に入って増加しました。唯一の例外は日本で、AIDS患者報告数には欧米のような減少傾向は見られていません。これはHIV検査の低迷により、早期発見治療が遅れていることを示唆しています。

 図8. 主要先進国におけるAIDS患者報告数の動向



   

 

 図9. 主要先進国におけるHIV患者報告数の動向



   

 

 以上、先進国では21世紀に入って、HIV流行の再燃という問題に直面しています。この流行の再燃は、エイズキャンペーンの低下、多剤併用療法の導入による楽観論、インターネットの役割など、新たな要因によると考えられており、欧米でも対策に苦慮しています。


 

 

6-(1).米国 6-(2).西ヨーロッパ
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